臭いと戦う!
アラフォー女の”七転び八起き”な体臭戦記
体臭戦記

臭う?臭わない?悩み倒した孤独の時代ー私の体臭戦記①

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こんにちは。銀子です。もう、かれこれ20年近く、体臭に悩みながら生きている者です。何かのご縁でこのサイトに来て下さりありがとうございます。同じ悩みをお持ちの方がお越し頂けていたなら、体臭で苦しむ様々な状況の共有となり、そしてこのブログが何かのお役に立てれば嬉しいです。そこまでの悩みはないのだけれども、たまたまたどり着いたという方にも、日々の臭いケアに少しでも何かのお役に立てれば嬉しく、そして臭いでこんなに悩んでいる人もいるんだな〜と、少しでも知って頂けたら幸いです。ではでは、体臭戦記、スタートです!

まだ悩みの浅瀬にいた学生時代の20代前半

23-24歳頃:

10代の頃は、ガスで膨満するお腹についてかなり悩んでいましたが、まだ体臭には悩んでいませんでした。明確に体臭を気にしだしたのは、この歳辺りだったと思います。当時は田舎から上京してきた、一人暮らしの大学生でした。その時お付き合いしていた人から「時々すごい臭い時がある」なんて言われた記憶が…。個性的な人でしたので、気にしてない様でしたが。自分でもクラス内で勉学に励んでいると、自分の周りに臭いが停滞するのを認識していました。同級生には冬場にも関わらず、窓を開けられたりして心を痛め、臭いへの対策を急ぎました。

当時は体臭に良いとされるフコイダンを取る為にメカブをよく食す様にしていました。こちらは健康にも良い海藻ですね。あと、シャンピニオンエキス入りの消臭サプリを飲んでいましたが、これは効いた実感はありませんでした。後にシャンピニオンエキスは体臭を消す為の根拠が得られなかったと、平成20年度の公正取引委員会により複数の商品に対して報告もされています。
この頃は臭いを気にしつつ、ネット検索で出てくる対策に励んでみたり、関連商品を買って試してみる。
という感じで、まだまだ悩みの浅瀬にいた様な時期でした。

社会人に!新しい環境で苦しみもがく20代後半

24-29歳頃:
大学卒業後、某大手メーカーに就職。
私が入社してしばらくした後、空間の”臭い”の変化について職場の人々が会話しているのを目にしたり、職場の環境改善活動で、「空間の臭い」についてテーマアップされラベンダーの香りが出る加湿器を購入されたりと、「私が臭いを発しているのではないだろうか」と思う局面が様々にありました。
しかし、聞けない。悩みが深すぎて、気軽に聞く術など自分にはありませんでした。そして、直接的にも言われない。でも、何かが臭っているというサイン(側を通る際等に、臭いに遭遇した感じの鼻すすりをされる、鼻に手を当てられる等の非言語的リアクション)を受ける。
「風邪?」「鼻炎?」「花粉?」「私が臭っている?」「もしくは別の人?」「それともただの思い過ごしだろうか??」
この臭うのか?臭わないのか?の間で、かなり長い期間揺れ動く事となりました。
でもこの頃はまだ、週末に友人とお酒を好きなだけ飲み、電車やバスも普通に乗れていました。そんな風に過ごしながらも、周りの友人にも臭いの悩みについては全く口にする事が出来ませんでした。
自分の臭いに対し、自覚はありました。皮脂臭、苦味のある臭いや、出汁の様な臭い等など、日や時期によって臭いが変わりました。そして住んでいる部屋が臭い出す。自分がいた後の空間の残り香が不快…。部屋に遊びに来た友人から「何か動物飼ってる?」と咄嗟に聞かれた事や(飼ってません…)帰りがけに「ファブリーズ買わなきゃ」と、友人自身への臭いケア啓蒙になった様な言葉を聞いたり。他の人の家に遊びに行っても、私の様な特有の不快な臭いが部屋に染み付いていたりする事はなく。自分と他人の違いを確認しながら、「自分は人より強い臭いがある」という認識に。しかしそれが長時間過ごす家の中だけなのか?外部環境でも継続的に臭っているのか?それに対する疑問は、確認する良い方法が中々見つかりませんでした。

外へと向かい動き出した、30代前半

ここまで、臭いの病院として有名な五味クリニックのインターネットサイトを見たり、五味先生の本を買ったりして、また他の情報も見聞きして色々試していました。
以下、取り組んでみた事。
・メカブを1日100g食べる。
・肉を食べるのを避けてみる。
・酢風呂に入る。
・熊笹エキスを飲む。
・朝シャワー後にAg入り制汗剤を全身塗布&日中もAg入りパウダリーなウェットティッシュで上半身を拭く…

でも、結局周りのリアクションが和らいだ実感はありませんでした。
(ダイエットも兼ねてお肉を避け野菜ばかり食べていた時期は、苦味のある臭いが増した覚えがあります。極端な食生活は、体臭はもちろん健康にも良くないです!)

34歳の夏:
そしてついに五味クリニックに受診の為に電話。しかし受付でこの手の体臭の悩みは診てないのですと受付拒否されてしまった為、後ほど、五味先生に直接メールをしました(自分の症状に該当するならば脇臭治療の「電気凝固法」の施術を試みたいと、クリニックにベネフィットが発生する可能性を示唆する内容のメールです)。

そうして何とか五味先生から返信をもらってクリニック受診の許可を貰い、直接臭いを確認してもらいました(確か首筋の臭いを直接かいで確認された記憶が…脇を綿棒で擦られて確認もされた気がします…)。
言われた事は、「脇臭はちょっとある(無いと思っていたので、意外でした)」「体の臭いはまあまあある」という感じでした。そんな私には「葉緑素と柿渋」が入ったサプリ飲んどけば大丈夫!と、クリニックでも販売している市販のサプリをオススメされ、「このサプリ程度で対応出来るんだ」と希望を持ち、そのサプリを数ヶ月は服用しました。

…しかし、思う結果は得られませんでした。しかもこのサプリを飲んでいると、ガスに特有の臭いが付く事に気付き、それにも困った為に残念ながら、服用を中止。五味先生には診断で一度だけお会いし、後はこのサプリのみ購入しに数度クリニックに行きましたが、中止後は一度も行っていません。(その後行かなかった理由は、当初受診した際の印象ですがこちらの状況をちゃんと聞き取り会話するという感じでは無く、先生からの一方的な発言で、質問したりする余地を与えられない印象でした。ですので再度受診しても、望む結果が得られる気がしなかった為です)

臭いの悩みは深く、日々、職場の人々の鼻をすする等のリアクションに苦しんでいました。そんな中、会社でサテライトスタジオへの1年間の出向を命ぜられました。
そこはお洒落な都内一等地。通常業務よりも自由で開かれた仕事内容です。普通であれば、とても嬉しい事だったのですが、私にはオフィスを変える事が恐怖でした。今のオフィスのメンバーは少なくとも私の臭いを(多分)認知し、不快であったとしても慣れてはいると思います。新しいオフィスとメンバーは、まず私の臭いへの気付きからスタートします。そのリアクションをゼロから体験しなければいけない事が、本当に辛く怖い事でした。しかし、それはやってきます。それは現実となりました。

そんな中、まだまだもがきます。色々日々調べる内、「ピロルリア(ピロール尿症)」という主にビタミンB6及び亜鉛が不足する事で体臭を発生する病気の存在を知ります(←まだ他のビタミン等も該当します)。その内容が載っている本「心の病は食事で治す」も買い読みました。

これじゃないのか、と思いました。

色々調べるとこの病気は日本では認知されていない様でした。そこで、栄養解析を行っている「新宿溝口クリニック」へ行き、血液から自身の栄養状態を確認。
結果は 「D」(悪い結果です)、亜鉛とビタミンB6,12辺りがかなり不足という結果に。ますますピロルリアじゃないのか!と思いました(病院の先生からはピロルリアである、とは言われていません。そこについては言及してくれなかった様に思います)
そんな訳で、保険の効かない「ドクターズサプリ」を処方してもらい、食事療法(糖質抜きダイエットの様な内容です)もスタートし、3ヶ月ほど希望を持って続けました。…この私に処方されたサプリは月6万かかります。3ヶ月後、思う結果はまだ出ず、月々の出費も痛く感じ、ちょっと価格を抑えた内容にサプリを変えてもらい(それでも高い)、半年続けました。

何か良い変化はあったか?…うーんという感じです。
ただ、痩せはしました。ダイエット効果はありました。これは嬉しかったです(笑)
しかし、この糖質抜き生活を続けたある日、猛烈なだるさで何も考えられなくなり、仕事を早退する事態に。「脳に必要な栄養が足りない…」という感覚でした。私には糖質抜きは合わないのだと感じ、この時から糖質を控える程度の食事に変更しました。

その後は金銭的な厳しさもあり、ドクターズサプリはやめ、自分で必要と思われるサプリを他で検討&購入し、コストを抑える事にしました。(亜鉛とマルチビタミンを継続して飲みました)

そんなビタミンB群&亜鉛をサプリで摂取する生活を1年以上は継続、その後も間は開きつつ摂取し続けたと思います。

でも、実感できる体臭軽減は、残念ながらあまりありませんでした。

ピロルリア対策で思う結果が出なかったのもあり、次は「トリメチルアミン尿症(魚臭症)」の可能性を疑います。
この体臭が病気という事であれば、どんなに気が楽か…原因がわかれば、対応も分かると思ったし、周りにも説明がつくと思ったからです。

日本で無償でトリメチルアミン尿症の検査を実施してくれる、昭和薬科大学の研究室にコンタクトを取り検査キッドを送ってもらい、試料をこちらから送付。

結果は…..「トリメチルアミン尿症である可能性は極めて低いまたは無い」との事でした。

結果を出してもらい、少なくともこの病気である可能性は消えたので、方向性が絞れ有難かったです。

また、「リーキーガット症候群(腸管壁浸漏症候群)」も体臭の原因となると知り、それも検査しました。
新宿溝口クリニックで検査申し込みが出来たので依頼。
※「栄養基本検査」及び栄養療法を受ける方へのオプション検査となる様なので、トータルで高くつきます。リーキーガット単体で検査をしたい場合は、それが出来る他の病院を検索する事をお勧めします。

結果は「シロ」でした。この病気の可能性も消えました。

体臭戦記②へ続きます!

 

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