こんにちは、銀子です。お久しぶりです。
秋になると毎年の様に「この秋のにおい状況」的なブログを上げてたんですが
今回は先日我が身に起こった「突然自分の死期を感じた」出来事について
そしてその時湧きあがった「生」への想い…なんて事を書いてみようと思います。
突然気付いた「胸のしこり」
それは2025年9月の祭日。
ふとしたきっかけで自分の右胸に突然しこりが出来ている事に気付きました。
今まで出来た事の無いゴルフボール大位のしこりに気付いた瞬間「胸にしこりが!」
と叫んで相方に伝えに。2人とも顔面蒼白。色々な可能性が浮かびましたが、
ターボ癌なんて言葉も聞く昨今、「悪性腫瘍」のワードが脳裏に浮かびました。
ちょうど祭日だった為に病院はお休み。診断もすぐに分からぬ状態のまま
いきなり身に降りかかった「死」の可能性…
手術。自分の身体が今までのものと違うものになるかも知れない。
いやその前に、こんなに大きいしこり。放っておけば余命はどれ位なんだろう。
数ヶ月とかもあり得そうだ。
もし身体が悪性腫瘍を育んでるんだったら
それは命の循環、バトンタッチのサインなのだろうか。
それならもう抗わずに、この命の宿命を受け入れるだなぁ。
…急に人生あと残り数ヶ月しか残ってない…のかも知れない…
そんな考えが頭をよぎりました。そして今やっている事全てに対しての気力を失い
何をする気にももうならず、その日はただ「寝る」事にしました。
寝て身体が休息したら、しこりが小さくならないか、なんてちょっと期待して。
そして翌日も変わらず…
起きて早速右胸のしこりを確認しましたが、サイズ変わらずボコッとそこにありました。
寝てもダメか…と早々から落胆。病院はもうやっている平日になりましたが
行く気力すら削がれていました。
ナーンにもやる気力がない。
突然に遭う事故の様に、生活が一変する感覚。
人生はいつでも強制終了。こうやって突然、景色は変わるんだなぁ。
人生なんて、ほんとあっという間。あっけない。
なんて思いつつ、問いが湧いてきました。
これまでの人生を突然振り返って
長年においの悩みを持ち続けながらも働き続けた会社を遂に辞めた3年前。
そこから「これをやらずに死ねん」と自分の時間を全振りして準備してきたジュエリーブランド。そしてやっとそのスタートが切れた今年。
「…でも、まだ起業したてで、その先の景色も見れてないよ?」
「人生振り返ってみて、なんか…中途半端じゃない?こんなとこで人生終わるの??」
「この人生の出来高、こんなんでいいの??」
「20年超も苦しみ続けてる「におい悩み」をひた隠しながら死んでいくの??」
いや、良くないでしょ!
何の悔いも無い、なんてまだ言えないーーー!!
この問いと、今の自分の答えが出た時に、また生きる気力が湧いてきました。
そして診てもらう病院を探しつつ、でも西洋医学的なジャッジが下される前に
自分の身体なんだから、自力で何とか治せないものか。そんなリサーチもしつつ
自力での手当てもしつつ、明日行く病院をネット予約して就寝しました。
病院での診断とその後
朝イチに予約した女医さんが営む乳腺科の病院で、エコーでしこりを確認してもらい
結果は…
「急性の炎症」
という診断で、しこりには水が溜まっているが悪いものでは無く、このまま治っていくのではないか?という先生の判断で薬も頂かず、今後悪化したら再訪として、取り急ぎここで通院終了となりました。
まだ胸のしこりは健在でしたが突然訪れたメンタルの嵐も、ここで落ち着きを取り戻しました。そして自己手当ても功を奏し、この2~3日後にはしこりの腫れが落ち着き、1週間後にはかなり小さくなってくれました。
突然自分の死期と向き合い炙り出された事
今回、突然に訪れた「自分の死期」と向き合う体験。
向き合ったのは2日間という短い期間ではありましたが、いつもの日常がこんな風に突然失われてしまうものか、そして不可抗力の「死」を目前にするとこんなに気力が削がれるものか…という事を身をもって痛感しました。
その体験は自分の今与えられている「生」を見直す経験にもなりました。
そして死期と向き合う事で、改めて「生きるモチベーション」が炙り出されました。
身体が元気で自由に動き回れる時間は、限りがあるもの。
その時間はこの人生にはもう、そんなに長く残ってないかも知れない。
(もうアラフィフだしね。ブログのサブタイトル変えなきゃかなぁ)
限られた「生」を終える時に「自分なりにやり切った」と悔いを残さず終わりたい。
乳腺科の病院で診断されたその日の午後、私は今回の出来事で突如フォーカスが向いた
あるアイデアについて調べる為に、以前出会っていたお店に向かいました。
店主さんにこの数日自分に起こった出来事を話し
自分の中に急激に浮かんだモチベーションを伝え
更に自分がにおいに悩む当事者である事も、伝えました。
もう一度「生」をもらった様な気分であったこの時、
想像以上に軽やかにこの事を口にしていました。
(軽やかに言ったけど、内心はちょっと泣きそうになったかも)
そして運営しているジュエリーブランドの歩みを少し緩めて
今、このアイデアの勉強をし直そうと早速書籍を取り寄せた昨今です。
これも何かの導きかな、と。
命短し、恋せよ乙女。黒澤明監督の「生きる」という映画を改めて思い出した今日この頃。
これから改めての勉学の期間に入れる事が実は楽しみです。
まとまって何か書けそうな頃合いにこの件はまた具体的に書ければと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました!
*サポートのお願い*
いつもありがとうございます!
このサイトは、毎月運営費(主にサーバー費)が必要となっておりますが、その費用を賄う手立てが乏しく、年々赤字を重ねていっております。どうしたものかと悩み、この度「寄付」を募らせて頂くに至りました。
このサイトを継続してゆく為にも、是非サポート頂けるととても嬉しいです!サポート頂ける方法として、「OFUSE」と言うプラットフォームをお借りし「おふせ箱」を作成しました。
・アカウントの作成は不要です。
・必要なものはメールアドレスとクレジットカードonly。
・匿名での寄付も可能です。
・寄付費用はご自身で設定頂けます(100円〜可能です)。
※初期表示が550円になっていますが、スライドを左右に動かすと設定金額が増減され、お好きな額をご設定頂けます。
上記「OFUSEで応援を送る」をクリック後、表示される「ファンレターを送る」ボタンより進み「1文字2円〜のメッセージまたは1個550円のスタンプを銀子にご送付頂く」事で、ご寄付頂ける様になっております。
何か私にコメント頂ける際は是非文字メッセージで、それ以外は是非スタンプをご利用頂ければ、どちらもとても嬉しいです♪
(アカウントがある方にはお礼のメッセージをご返信させて頂きます。無い方にはシステム上返信が出来ませんが、お気持ち、大切に受け取らせて頂きます!)
ご賛同頂けたら、金銭的にも精神的にも、大変励みになります。
引き続きお役に立てる様な情報を発信していければと思いますので、何卒よろしくお願い致します!